FXでの放置手法について考えよう!

FXの取引を想像すると、どのようなシーンが浮かびますか?多くの人がドラマなどで見たことがある、パソコンの画面に集中する姿を思い描くのではないでしょうか。つまり、長時間画面を凝視するような印象を持っているかもしれませんね。今度は、このFXの取引スタイルについて詳しく探ってみましょう!

画面を見ずに取引することはできるの?

チャートを監視しながら自らの判断で取引を行う手法を裁量取引と称します。多くの人がFX取引を考えると、このイメージが先行するのではないでしょうか。この方式の魅力は、微細な価格の変動に即座に対応できるため、利益を最大化し、損失を最小限に抑えることができる点です。これは、FXでの「損小利大」の原則に沿った取引が行えるからです。しかしながら、

  • 常にチャートを監視しなければならないため時間が必要!
  • 心的なストレスがかかり、長時間の監視はミスを引き起こすことがある!

という欠点も持っています。どれだけ強靭なメンタルを持っていると自認している人でも、FX取引は自らの財産を動かすというプレッシャーが伴います。特に裁量取引の場合、連敗すると次の取引で取り返そうという焦りが生じやすいのが人間の性です。このような心の負担が原因で起こるミスが、大きな損害を招くこともあります。

それでは、裁量取引以外の方法での取引は存在するのでしょうか?もしあるならば、少ないストレスで大きな利益を追求したいと多くの人が感じるでしょう。実は、チャートを頻繁に確認せずに取引ができる方法が存在するのです!

放置で利益を得る?放置取引とは…

要するに、自分で画面を見ずに自動的に取引ができたら嬉しいですよね。余計な思考が入らず、余計な操作もないので、利益は少なくはなるかもしれませんがその分リスクを抑えることができます。さてそんな方法って一体?実はこれ、何種類かあるんです!

①スワップポイントで稼ぐ!
②スイングトレードを利用する!
③自動売買(EA)やツールを使う!

①スワップポイントで稼ぐ!

スワップポイントは、各通貨の金利の違いから発生する差額を受け取るものですね。この文脈では、プラスのスワップを指しています。ただし、取引する通貨ペアや方向性により、マイナスのスワップが発生する場合もあるため、慎重に取り扱う必要があります。大きな差額が生じれば、ただ持っているだけで利益が増えるのがスワップポイントのメリットです。しかし、一方で注意が必要なことが一つ。それは、市場の動きに応じて強制的なロスカットが行われることがあるという点です。ロスカットが施行されると、その取引のポジションは消失し、それまでのスワップポイントの収益もなくなってしまいます。このリスクを回避するためには、強制ロスカットを避ける資本力が求められます。そのため、十分な資産を有している上級者に向いている取引方法と言えるかもしれません。

②スイングトレードを利用する!

スイングトレードは、いくつかの日から数週間の期間で取引ポジションを持つ、短期から中期の投資戦略です。この方法では、日々の価格の変動を細かく追う必要がないので、常にチャートをチェックすることが少なくて済みます。スキャルピングやデイトレードよりもポジションの持ち期間が伸びるため、ポジションの規模を適切にコントロールすることが重要です。

③自動売買機能やツールを使う!

今回取り上げたいキーポイントに移りましょう。

先ず、自動売買(EA)というと、多くの人がOCO注文、IFD注文、IFO注文などの特定の自動取引オプションを思い浮かべるでしょう。FXに慣れている方はこれらの用語を知っているでしょうが、初心者の中にはまだ使っていない、またはよく理解していない方もいるかもしれません。OCO注文の場合、2つの注文を同時に設定できるのです。つまり、事前に価格動向を予測し、利益確定の一方と損失カットの他方として2つの注文を設定すると、その後の価格の動きに基づいて自動的に取引が行われる仕組みです。この機能は、利益の機会を逃してしまうか、または損失を受け入れるのを避ける傾向があるトレーダーにとって有益です。多くの成功したトレーダーもこのような機能を効果的に活用しています。もちろん、これらの方法には注意点もあるのですが、今回の範囲では詳しくは触れません。

次に、自動取引ツールの話をしましょう。 多くの海外のFXブローカーはMT4という共通のプラットフォームを使用しています。このMT4には、EAという自動取引プログラムを実装することで、取引を自動化する機能が組み込まれています。EA、すなわちExpert Advisorは、MT4で使用される自動取引のスクリプトです。このプログラムは、専門家によって販売されることもあれば、自分で作成することも可能です。しかし、使用する前にその特性や性能をよく理解する必要があります。そして、一つのEAだけでなく、いくつかのEAを組み合わせて使用することが多いです。適切なEAを選ぶと、手動での取引のストレスが軽減されることでしょう。しかし、注意が必要なのは、EAが常に市場の動きを正確に予測するわけではないということ。市場は絶えず変動しており、使用しているEAが時代遅れになると、突然の損失が発生するリスクもあります。したがって、常に最新の情報を取得し、取引戦略をアップデートする必要があります。

XMでEAを使おう!

日本のトレーダーの間で非常に評価が高い海外FXのXMも、さすがにMT4のプラットフォームを採用しています。「MT4はどこでも同じなので、どこのブローカーを選んでも大差ないのでは?」と感じるかもしれませんが、実はそうではありません。 EAを用いて効果的に利益を上げるためには、注文がスムーズに進行する高い約定力が必須となります。そして、この約定力はブローカーごとに差があるのです。XMは、その点で非常に頼りになる約定能力を持っています。

XMでEAを導入する際のキーポイントは、そのEAがXMでの取引に適しているかどうかを確認することです。EAの提供元のサイトを利用すれば、自身のトレーディングルールに合致しており、かつXMでの適合性を確認することができます。また、各EAの過去の実績や動向を比較検討することも可能です。

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