FXでの利益を実感したい!口座からの出金方法について

FXで利益が出るようになると、その収益をFX口座に留めるか、別の口座へ移動させるかを選択する必要があります。多くのトレーダーは、収益をFX口座にそのまま残すのではなく、別の口座に移すことを好む傾向がありますが、実際どのような方法を取ればいのでしょうか?

本記事では、国内FXと海外FXにおける出金方法の違い、口座から出金する方法について詳しく解説します。

国内FX・海外FXそれぞれの入出金方法の違い

国内FXと海外FXの入出金方法の主な違いはその選択肢の豊富さにあるといえます。

国内FXでは、一般的に以下の2種類の入金方法が利用されています。

  • 通常入金: 銀行やATMを利用して資金を入金する方法
  • クイック入金: インターネットを介して迅速に入金する方法

一方、海外FXではさらに多様な入金方法が提供されています。
具体的には

  • クレジットカード
  • 国内銀行送金
  • 海外銀行送金
  • 小切手
  • 仮想通貨

などがあります。

ただし、海外FXの入金方法については、基本的に「入金に利用した方法と同じ手段で出金する」ことが原則とされている点に注意が必要です。選択できる入金方法が多ければ多いほど、出金方法もそれに比例して多様化します。

海外FX業者はその名の通り拠点が海外にあるため、資金のやり取りが海外基盤を通じて行われます。そのため、一部のトレーダーにとっては不安を感じる要因になるかもしれません。さらに、入出金の方法が多岐にわたることで、どの手段を選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう

以下に、各入出金方法のメリットとデメリットを整理してみました。これを参考に自身に最適な方法を検討ください。

各入出金方法の特徴(例)

入出金方法メリットデメリット
クレジットカード・口座反映が速い・ショッピング枠以上の入金不可
・返金手続きの繰り返しにより凍結のリスク
国内銀行送金・国内銀行を利用するため安心感がある・全てのFX業者で対応しているわけではない
海外銀行送金・確実性が高い・手数料が高い
・反映に2~5営業日かかる
オンラインウォレット・口座反映が速い・セキュリティリスク
・手数料が発生する
仮想通貨・手数料無料(例外あり)
・反映が速い
・FX会社の取引停止など、流動性が不安定

入金時の方法がそのまま出金時の手段に直結するという原則に従うと、スムーズに出金手続きを進めたい場合は、あらかじめ入金方法を決めたうえで慎重に決済方法を選択することが重要です。ただし、この原則は「入金額」に適用されるものであり、取引で得た利益に関しては任意の出金方法を選択できるというメリットがあります。

どの方法を選べばいい?

トレーダーによって入出金方法の好き嫌いはあります。小切手による入出金は、その手続きの煩雑さや不便さから、多くのトレーダーに敬遠されがちです。一方で、国内銀行送金に対応する業者は一部に限られていますが、クレジットカードや仮想通貨を利用した方法は利便性が高く、多くのトレーダーに支持されています。以下では、それぞれの方法について詳しく見ていきます。

クレジットカードを利用した入出金

クレジットカードは、直接入出金が可能といった手軽さが魅力です。ただし、クレジットカードの場合、資金返金という形が取られ、その方法がよくわからないという人もいます。資金返金を理解するには、「1万円の商品をクレジットカードで購入し、返品後にその金額が返金される」といった例を考えると分かりやすいでしょう。

また、クレジットカードでの入金額はショッピング枠の範囲内に限定され入金額を超える出金はできません。さらに、一部のカード会社は頻繁な入出金操作を問題視する場合がありカードが凍結されるリスクもあるようです。

クレジットカードを利用する前には、事前にカード会社情報を確認しておくことをおすすめします。

仮想通貨を利用した入出金

仮想通貨を使った入出金が近年注目を集めています。仮想通貨入出金が可能なプラットフォームとしては、bitwalletやSTICPAY、BXONEなどがあります。

仮想通貨は、低コストでかつ迅速な決済手段で、他の手段に比べて非常に経済的です。複数の海外FX業者を利用するトレーダーにとって、仮想通貨は資金を一元管理できる点でも大きなメリットがあります。ただし注意が必要な点として、仮想通貨決済サービスがいきなり停止・終了するケースが見られるため、常に最新の情報を確認し、柔軟に対応することが重要です。

XM Tradingの出入金方法について

海外FXでは、出入金方法が多岐にわたることはご理解いただけたと思いますが、各業者ごとに取り扱う仮想通貨や手数料の設定が異なる点にも注目する必要があります。

具体例としてXM Tradingを取り上げ、その詳細を掘り下げてみることにしましょう。

XM Tradingの入出金方法

日本人トレーダーに人気があるXM Trading。レバレッジは最大1,000倍とハイレバトレードが可能な海外FX業者の一つです。

日本語対応のカスタマーサポートが平日24時間利用可能で、取引に関する疑問やトラブルにも迅速に対応してくれるため、日本人トレーダーにとって安心して利用できる環境が整っています。ちなみに顧客資金は運営資金と分別管理されており、ゼロカットシステムを採用しているため、口座残高がマイナスになることなく追証の心配がありません。これにより、リスク管理がしやすくなっています。

そんなXM Tradingの入金方法ですが、

・国内銀行送金

・クレジットカード/デビットカード入金
bitwallet入金
STICPAY入金
BXONE入金

といったものが用意されています。

入金方法入金手数料口座反映までの時間最低入金額
国内銀行送金なし30分~1時間
(
銀行営業時間内)
10,000円
クレジットカード/デビットカード入金なし即時500円
※JCBのみ10,000円~
bitwallet入金なし即時500円
STICPAY入金なし即時500円
BXONE入金なし即時500円

一方、XM Tradingの出金方法は5つあります。

・国内銀行送金
・クレジットカード/デビットカード出金
Bitwallet出金
STICPAY出金
BXONE出金 

出金方法出金手数料口座反映までの時間出金上限最低出金額
国内銀行送金なし24時間以内無制限10,000円
クレジットカード(VISAのみ)
デビットカード出金
なし24時間以内入金額まで500円
Bitwallet出金なし24時間以内入金額まで500円
STICPAY出金なし24時間以内入金額まで500円
BXONE出金なし24時間以内入金額まで500円

XM Tradingでは、入金額については、入金時と同じ方法で出金を行う必要があります。また、複数の入金方法を使用して資金を入金した場合には、出金時に利用する方法には優先順位が設定されています。その優先順位は以下の通りとなっています。

  1. クレジットカード/デビットカード
  2. オンラインウォレット(例: bitwallet、STICPAY、BXONE)
  3. 国内銀行送金(日本の場合)

この仕組みを理解しておくことで、スムーズな出金手続きが可能となります。

TAITAN FX の関連記事こちらの記事も人気です。