BigBossは、多くの海外FX業者の中でも際立った存在の業者ですが、FX取引に加えてゴールド取引も展開しています。そんなBigBossにおいて、トレーダーの中には「BigBossでのゴールド取引の実態はどうなのか」や「具体的な取引条件を知りたい」と考える方も少なくないでしょう。
本記事では、BigBossにおけるゴールド取引について見ていきます。
BigBossとはどんな海外FX業者?
BigBossの会社概要ですが、2013年に設立された海外FXブローカーで、運営会社はPrime Point LLCです。本社はセントビンセントおよびグレナディーン諸島に所在し、同国の金融ライセンス(SVG IBC番号:380 LLC 2020)を取得しています。
設立当初はファンドマネージャー向けのサービスを提供していましたが、2016年からは日本人向けのサービスも開始し、特にアジア・パシフィック地域で成長を遂げています。取扱商品は、FXをはじめ、金属、エネルギー、株価指数などのCFD取引、さらにビットコインやイーサリアムなどの暗号資産の現物・レバレッジ取引も提供しています。
また、カスタマーサポートは日本語を含む多言語に対応しており、迅速で丁寧な対応が評価されています。さらに、顧客資産は分別管理されており、万が一の際にも顧客の資金を保護する体制が整っています。これらの取り組みにより、BigBossは信頼性と安全性の高いブローカーとして評価されています。
BigBossのゴールド取引
BigBossでは、FXに加えて株式指数CFD、貴金属CFD、エネルギーCFDといった幅広い商品が取り扱われており、もちろんゴールド取引も可能です。ゴールドは価格変動が比較的安定していることから、多くのトレーダーが資産保全の手段として選択しています。BigBossではスタンダード口座、プロスプレッド口座、CRYPTOS口座、デラックス口座のが提供されていますが、ゴールド取引に対応しているのはデラックス口座とスタンダード口座のみとなります。
ゴールド取引では、1ロットの取引単位は100単位と表示されていますが、これはFX取引とは異なります。FX取引では「ロット」が一般的な単位として用いられていますが、ゴールドの場合は「オンス」で計算されるのが一般的です。そのため、BigBossでの1ロットは「100オンス」に相当すると理解しておきましょう。
また、取引を開始する際には、1ロット単位でのみ取引可能というわけではありません。BigBossでは、ゴールドの最低取引量は0.01ロットから可能であり、1オンス単位での取引ができます。さらに、BigBossのゴールド取引では、最大50倍のレバレッジが適用されます。
証拠金は次の計算式で算出できます。「ゴールドの価格×ロット数×取引単位(オンス)÷レバレッジ」。たとえば、ゴールド価格が3,000ドル、取引量が0.01ロット、取引単位が100オンスの場合、この値を50倍のレバレッジで割ると、おおよそ60ドル(約6,000円)で取引が可能であることがわかります。
BigBossのCFD取引時間は、夏時間と冬時間で異なるため注意が必要です。取引日は基本的にFXと同じ平日ですが、ゴールド取引の開始時間はFXよりも約1時間遅れる点を留意しましょう。
具体的な取引時間として、貴金属CFD、エネルギーCFD、指数CFDは、日本時間で夏時間では月曜日から金曜日の午前7時から翌午前6時まで、冬時間では午前8時から翌午前7時まで取引可能です。
また、BigBossでは定期的にボーナスキャンペーンが行われますが、その対象は通常通貨ペアに限られます。そのため、ゴールド取引や他の貴金属CFDはボーナスの適用外となります。ボーナスを目的に口座開設を検討している場合、ゴールド取引には恩恵がない点を認識しておくことが重要です。
BigBossのゴールド取引の特長
FX市場におけるゴールドCFD取引は、近年、トレーダーの間で注目を集める取引形態の一つです。ゴールドは、世界経済や地政学的リスクが高まった際に価値が上昇しやすい「安全資産」としての性質を持つため、リスク回避の手段として多くのトレーダーに利用されています。その価格変動は、主に米ドルや金利動向、インフレ率、各国の中央銀行の政策によって影響を受けるため、これらの要因を注視することが取引戦略を立てる上で重要です。
ゴールドCFD取引の特徴として、価格のボラティリティが比較的高く、短期取引やデイトレードで利益を狙うトレーダーにとって魅力的な市場である点が挙げられます。一方で長期保有の資産として選ばれるケースも多く、ゴールドがインフレヘッジの役割を果たすと考えられています。
さらに、CFD取引の仕組みにより、レバレッジを活用し少ない資金で取引が可能となるため、資金効率を重視するトレーダーにも支持されています。レバレッジトレードはリスクを伴うため、十分なリスク管理が求められます。
全体として、ゴールドCFD取引は、短期・長期のいずれの戦略においても柔軟に対応できる金融商品として、様々な投資家に選ばれる存在となっています。その一方で、市場の動向や価格を左右する要因についての深い理解が成功への鍵となると言えるでしょう。