海外FX業者の中でも一部のユーザーから高い評価を得ているExnessとXM。その名前は聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にどのようなサービスを提供しているのか詳しく知らない人もいるでしょう。また、中級者や上級者の中には、スキャルピングが可能か?EA(エキスパートアドバイザー)を使用できるか?取引プラットフォームとしてMT5が利用できるか?等の具体的な取引条件やルールについて気になる方もいるかもしれません。
そこで、今回はExnessとXMについて、それぞれの取引条件やルールに焦点を当てて詳しく説明したいと思います。
Exnessの取引条件・ルール
Exnessは2008年設立された海外FX業者ですが、一度日本にも進出したものの撤退、その後日本に再進出したのはごく最近の2020年。公式サイト構築や日本語サポートを充実させて戻ってきた海外FX業者です。
最大レバレッジ | 無制限(条件を満たした場合) |
スキャルピング | 可能 |
ゼロカットシステム | 適用 |
自動売買ソフト(EA) | 利用可能 |
ロスカット水準 | 0% |
取引方法 | NDD方式 |
取引ツール | MT4/MT5 |
日本語サポート | メール、ライブチャットによる日本語対応 |
金融ライセンス | セーシェル共和国金融庁(FSA ライセンス番号:SD025) キプロス証券取引委員会(CySEC ライセンス番号:178/12) 英国金融行動監視機構(FCA 登録番号730729) セントビンセントグレナディーン(SVG IBC番号:380 LLC 2020) |
Exnessの一番の特徴は、無上限のレバレッジを提供している点です。一般的には最大でも2,000倍のレバレッジが設定されているのですが、Exnessだけがそれを超越するレバレッジを提供している業者です。ただし、それには「口座残高が1,000ドルを下回っていない」「トレードの経験が10回以上ある」「過去に5lot(50万通貨)以上の取引を行っている」などの条件が必要となります。
さらに、ロスカットレベルが0%と設定されていることもユニークな特性と言えます。ロスカットレベルが0%ということは、自分の保有資金がほぼ無くなるまでポジションを保有し続けることが可能ということを意味します。これにより、トレーダーは自分の戦略に従ってゆっくりとトレードを進めることが可能となります。
XMの取引条件・ルール
XMは2009年から運営を開始し、日本市場においては10年以上の実績を誇る、高い人気を持つ海外FX業者です。海外FXの推奨ランキングでは常にトップ3にランクインするほどの評価を受けており、海外FX口座を保有するユーザーの70%以上がXMで口座を開設しているとも伝えられています。XMはアジア地域向けに「XMTrading」を提供しており、日本に居住する方が利用できるのはこのXMTradingのサービスとなります。
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スキャルピング | 可能 |
ゼロカットシステム | 適用 |
自動売買ソフト(EA) | 利用可能 |
ロスカット水準 | 20% |
取引方法 | NDD方式 |
取引ツール | MT4/MT5 |
日本語サポート | メール、ライブチャットでの問い合わせが可能 |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンス(ライセンス番号:SD010) モーリシャス金融サービス委員会(FSC)のライセンス(ライセンス番号:GB20025835) |
XMの主な特性は、最大レバレッジが1,000倍と、一般的な業界基準を大きく上回っていることです。2022年6月14日以降、XMのレバレッジは888倍から1,000倍に上昇しました。すでにレバレッジ888倍でも高いレベルだったのですが、近年では1,000倍や3,000倍のレバレッジを提供するFX業者が増えてきているため、これによりXMの人気は更に加速していると言えます。また、トレーディングプラットフォームとしてはMT4とMT5の両方が使用可能で、これらはPCだけでなくスマートフォンでも利用できます。そのため、様々な状況下での取引が可能で、その柔軟性も大きな魅力となっています。
取引条件・ルールから見るExness vs XMどちらが口座開設したい海外FX業者?
ExnessとXMの取引条件やルールを詳しく見てみると、定番のXMとハイレバレッジトレーディングに挑戦可能なExnessが、明らかに異なる特性を持つ業者であることが分かるでしょう。どちらの業者もレバレッジは高めで、その他の取引条件や規則は大体同じです。したがって、どちらを選ぼうとも同じ種類のサービスを享受できます。主な選択基準となるのは、Exnessで無制限レバレッジを用いたいのか、それともXMのボーナスを活用してトレーディングに挑むのかという点でしょう。しかし、実際にはExnessの無制限レバレッジ条件は容易ではなく、証拠金残高が1,000ドル未満である必要があり、さらに5Lot以上の取引をする必要があります。これはかなり厳しい条件です。そのため、使い心地を優先するなら、XMが優れています。それでも無制限レバレッジに挑戦したいという方は、Exnessでアカウントを開設してみる価値はあります。