海外FX業者として高い評価を受けているBigBossとXMには、複数の口座タイプが用意されており、「どの口座を選べば良いのか迷ってしまう」という声もよく聞かれます。こうした状況では、「無難な選択として基本的な口座を選ぶ」という判断をしがちです。
しかし、口座の詳細を調べると、ボーナスキャンペーンが利用できる口座や、スプレッドが狭い口座、またEAなどのツールに対応した口座など、それぞれが持つ特長やサービス内容が異なることに気づくでしょう。そのため、安易に決めるのではなく、慎重に検討することが大切です。
本記事では、BigBossとXMの各口座タイプについてそれぞれの特徴やサービス内容を詳しく解説し、自身にとって最適な口座を選ぶためのヒントをお伝えします。
BigBossの口座タイプ
BigBossは「デラックス口座」「スタンダード口座」「プロスプレッド口座」があります
デラックス口座は、最大2,222倍という非常に高いレバレッジを提供、少額の資金でも大規模な取引が可能です。この高レバレッジにより、資金効率を最大化したいトレーダーにとって理想的な口座となっています。取引環境はNDD方式を採用しており、ディーラーの介入がない透明性の高い取引が実現します。また、手数料が無料であるため取引コストを抑えたい方にも適しています。
デラックス口座では、メジャー通貨やエキゾチック通貨だけでなく、ゴールドやシルバーといった貴金属、株価指数、エネルギー商品など、幅広い商品に対応しており、多様な資産での取引を希望するトレーダー向きです。中上級者のトレーダーや高レバレッジを活用したい方に特化しています。
スタンダード口座は、FX初心者に人気のある口座タイプです。スプレッドはやや広めですが、取引手数料がかからないため、総合的なコストが低いのが特徴です。また約定率が高く、仮想通貨を含む多くの銘柄で取引可能な点が魅力となっています。
スタンダード口座は、幅広い銘柄を取り扱っているため、多様な商品で取引を行いたい方やシンプルなコスト体系を求めるトレーダーに適しています。FX初心者から中級者まで、多くのトレーダーに選ばれる汎用性の高い口座です。
プロスプレッド口座は、業界屈指の狭いスプレッドが魅力の口座で、短期売買を行うアクティブトレーダーにとって大きなメリットがあります。一方で、ECN方式が採用されているため、取引には往復で約9ドルの手数料が発生、取引コスト全体を考慮する必要があります。
プロスプレッド口座は、スプレッドの狭さを最優先するトレーダーに向いていますが、手数料が発生するため取引回数が多い場合は他のECN口座と比較して選ぶことが推奨されます。短期取引やスキャルピングに特化したトレーダーには最適な口座です。
XM Tradingの口座タイプ
XM Tradingでは、4つの口座「マイクロ口座」「スタンダード口座」「KIWAMI極口座」「Zero口座」が用意されています。
項目 | Micro口座 | Standard口座 | KIWAMI極口座 | Zero口座 |
---|---|---|---|---|
¥13000の取引ボーナス (入金不要) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
入金ボーナス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スプレッド | 最低1ピップ | 最低1ピップ | 最低0.6ピップ | 最低0ピップ |
レバレッジ | 最大1000:1 | 最大1000:1 | 最大1000:1 | 最大500:1 |
スワップ | ✔ | ✔ | スワップ手数料なし | ✔ |
選べる基本通貨 | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY |
コントラクトサイズ | 1ロット = 1,000 | 1ロット = 100,000 | 1ロット = 100,000 | 1ロット = 100,000 |
手数料 | なし | なし | なし | 手数料あり |
お客様お一人様ごとの最大ポジション数 (未決済注文を含む) | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
最小取引サイズ | 0.01ロット (MT4), 0.1ロット (MT5) | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
ポジション毎の最大ロット数 | 100ロット | 50ロット | 50ロット | 50ロット |
ヘッジ可能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
最低入金金額 | $5 | $5 | $5 | $5 |
スタンダード口座は、初心者から上級者まで幅広い層に対応したバランスの取れた口座です。スタンダード口座では、取引手数料がかからず、スプレッドは平均的な広さで設定されています。最大レバレッジは1,000倍と高く、少額資金での取引も可能です。また、全てのボーナスプログラムが適用されるため、口座開設ボーナスや入金ボーナスを活用して取引を始めることができます。
マイクロ口座は、少額資金で取引を開始したいトレーダーに向いています。マイクロ口座の大きな特徴は、取引単位が非常に小さいことです。1ロットが1,000通貨単位となっており、最小取引サイズは10通貨から可能です。そのため、リスクを最小限に抑えながらトレードを学びたい初心者に適しています。こちらも取引手数料は無料で、全てのボーナスプログラムが利用可能です。
KIWAMI極口座は、日本人トレーダー向けに特化した設計で、取引コストの低さが最大の特徴です。KIWAMI極口座ではスプレッドが非常に狭く設定されており、さらに取引手数料が発生しないため、実質的なコスト削減が可能です。一部のボーナスプログラム(例えば入金ボーナス)は利用できませんが、低コストで取引を行いたいトレーダーに最適です。特に短期取引を重視するトレーダーに支持されています。
Zero口座は、スプレッドの狭さを追求するトレーダー向けの口座です。Zero口座は、主要通貨ペアでスプレッドが0.1pipsまで狭くなることがありますが、1ロットあたり片道5ドルの取引手数料が発生します。そのため、短期売買やスキャルピングを行うトレーダーにとって適しています。また、取引コストを最小限に抑えたい中上級者向けの設計となっています。ただし、Zero口座では入金ボーナスやロイヤルティプログラムが適用されないため、その点を考慮する必要があります。
これら4つの口座タイプは、それぞれ異なる特徴を持ち、取引スタイルや目的に応じた選択が可能です。初心者はスタンダード口座やマイクロ口座を選びやすい一方で、経験豊富なトレーダーはKIWAMI極口座やZero口座を好む傾向があります。自分の取引戦略や資金規模に合わせて最適な口座を選択することが重要です。
BigBoss vs XM Trading どちらが口座開設したい海外FX業者?
BigBossやXM Tradingでは、スタンダードタイプやスプレッドが狭いタイプなど複数の口座タイプが用意されています。これにより、利用者は自分に合った選択肢を見つけやすいと感じる一方、「どの口座を選べば良いのか分からない」「自分に最適な口座を決めるのが難しい」といった悩みを抱えるケースも少なくありません。
口座タイプを選ぶ際には、自分の取引スタイルや目的に応じた判断が求められます。たとえば、短期トレードを中心に行うのかそれとも中長期的な取引を重視するのか、といった自身の取引方針をあらかじめ明確にし、その上で最適な口座を選ぶことが大事です。