BigBossとXM Tradingは、海外FX業者として多くのトレーダーから支持を集めています。しかし、どちらで口座を開設すべきか迷う方も少なくありません。そんな時には、取引コストに直結するスプレッドに注目することをおすすめします。
スプレッドとは、FX取引における売値と買値の差を指しますが、この差が大きいほどトレーダーのコスト負担も増えるため、スプレッドが狭い業者を選ぶのが正しい選択です。そのため一般的に各FX業者は、通常広めのスプレッドを設定した口座と狭いスプレッドを特徴とする口座を提供しています。
本記事では、XM Tradingのスプレッドに焦点を当て、詳しく見ていきます。
BigBossのスプレッド
BigBossの主要通貨ペアの平均スプレッドは次のとおりです。
BigBossでは、スタンダード口座はスプレッドが広めで取引手数料が無料である一方、プロスプレッド口座はスプレッドが非常に狭く、特に短期トレーダーやスキャルピングを行う投資家に適しています。ただし、プロスプレッド口座では1ロットあたり片道で取引手数料が発生する点が考慮すべきポイントです。さらに、スプレッドの変動幅は市場の流動性や経済指標発表などのタイミングに依存します。
デラックス口座はその中間に属するような口座ですが、レバレッジ2,222倍(条件による)がクローズアップされている口座ですので、純粋にスプレッドだけ見るのであれば、プロスプレッド口座がよいことになります。
通貨ペア | スタンダード口座 | プロスプレッド口座 | デラックス口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 2.1 pips | 1.2 pips | 1.7 pips |
EUR/USD | 1.8 pips | 0.9 pips | 2.1 pips |
GBP/USD | 2.0 pips | 1.2 pips | 1.9 pips |
AUD/JPY | 2.0 pips | 1.1 pips | 2.3 pips |
AUD/USD | 1.8 pips | 0.8 pips | 1.9 pips |
EUR/JPY | 2.2 pips | 0.9 pips | 2.1 pips |
XM Tradingのスプレッド
XM Tradnigのスプレッドですが、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「KIWAMI極口座」「ゼロ口座」の4つの口座で以下の通りとなっています。スタンダード口座とマイクロ口座は同じ、KIWAMI極口座はスタンダード口座よりはスプレッドが狭くなっています。
XM Tradingではスタンダード口座とマイクロ口座のスプレッドは平均的な広さで取引手数料が発生しないため、FX初心者や中期トレーダーに向いています。一方でZero口座ではスプレッドが極めて狭く、特にEUR/USDやUSD/JPYなどの主要通貨ペアでは0.1pipsといった水準を実現することがあります。ただし、Zero口座では取引手数料が発生します。KIWAMI極口座はスプレッドが狭く、さらに取引手数料が無料であるため、日本人トレーダー向けに特化した設計となっています。
通貨ペア | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6 pips | 1.6 pips | 1.0 pips | 0.1 pips |
EUR/USD | 1.6 pips | 1.6 pips | 1.0 pips | 0.1 pips |
GBP/USD | 2.1 pips | 2.1 pips | 1.5 pips | 0.3 pips |
AUD/JPY | 2.0 pips | 2.0 pips | 1.2 pips | 0.3 pips |
EUR/JPY | 2.0 pips | 2.0 pips | 1.2 pips | 0.2 pips |
※ゼロ口座では、取引手数料が別途発生します。
BigBoss vs XM Trading、どちらが口座開設したい海外FX業者?
スプレッドだけみて両者を比較すると、BigBossはプロスプレッド口座での低スプレッドが短期取引に有利であり、XM TradingはZero口座やKIWAMI極口座でのスプレッドの狭さが特徴です。ただし、手数料やボーナスプログラムを含めた総合的なコストを考慮して、自分の取引スタイルに合う業者を選択することが重要です。